バーチャルオフィスでもクレジットカードの審査には通ります。 しかし、カード会社によってはバーチャルオフィスを利用している法人だと審査に通らないこともあるので注意が必要です。 もしもクレジットカードを作りたい場合は、バーチャルオフィスでも問題ないかをあらかじめ問い合わせるといいでしょう。

最近では気軽にビジネスを始める手段の一つとしてバーチャルオフィスが注目を浴びています。バーチャルオフィスはコストを抑えたり、ブランド力のある住所を借りたりするのにも有効です。 しかし、バーチャルオフィスは誰でも使えるものではなく、一定の審査を通過した人のみが使えるサービスです。 審査の基準や方法はバーチャルオフィスによって違いますが、主な目的は「犯罪組織や反社会勢力の利用を防ぐため」です。 審査といえど、賃貸住宅や事務所などと比べるほど厳しいものではありません。犯罪組織や反社会勢力との関わりがなければ大抵の場合通過できます。 中には審査が極端にゆるいバーチャルオフィスもありますが、契約者の質が悪く、トラブルに巻き込まれることもあるので利用は避けたほうがいいでしょう。

バーチャルオフィスの審査は主に「犯罪利用しないか」を見るため、ある程度の審査期間が必要です。 しかし、近年では審査のIT化・自動化が進められ、即日審査をしてくれるバーチャルオフィスも増えてきました。 事業を早く始めたい利用者にはありがたいバーチャルオフィスです。審査が特別ゆるいということもありません。 まだ新しいサービスなので導入しているバーチャルオフィスは少ないですが今後拡大する可能性が高いです。

審査はバーチャルオフィスを反社会勢力に利用されないために必要です。 これはバーチャルオフィスに法律で審査が義務付けられているからということもありますが、バーチャルオフィスを反社会勢力に利用されることは大変リスクが高いのです。 バーチャルオフィスは同じ住所に複数の事業者が同居するため、一社が逮捕された場合、バーチャルオフィスの住所は「逮捕された会社の住所」となってしまい、同居している他の住所にまで影響が及びます。 審査がいい加減でこのような会社が入ってしまった場合バーチャルオフィスも利用者も大きな損失を受けます。そうならないように一定の審査をし、反社会勢力が利用するのを防いでいるのです。