ネットショップで起業する場合、法律で事業者名と住所を公開する必要があります。自宅で起業時、住所（発送や返品）を利用しますしプライバシーの観点から問題が生じます。その点バーチャルオフィスを利用すれば、プライバシーの問題も返品発生時の住所に関する問題も解決されます。家族のためにもバーチャルオフィスがおすすめです。

バーチャルオフィスとは、借りた住所を代わりに記載できて発送や返品時の住所にも使用できるといったサービスです。レンタルオフィスなどの類似サービスと異なる点は、住所だけを借りるので実際に建物などのスペースを使用することはできないという点です。住所を借りるわけですから、当然利用料として毎月のコストが発生します。コスト面から見るとバーチャルオフィスは建物を使えない代わりに、住所を使用して発送元住所や返品先住所としても使用可能で月に数千円から利用できます。実際にオフィスを借りる場合、安くても月に数万円ぐらい必要になりますし、初期費用や退去費用も必要になります。コスト面からみてもメリットがあります。

自宅住所への返品には抵抗を感じますが、バーチャルオフィスでは返品先住所として使用できます。バーチャルオフィスを利用すると、発送（返品）の住所として使用可能です。バーチャルオフィスでもネットショップ運営時特定商取引法で事業者名等の公開が必須ですが、バーチャルオフィス利用で問題解決でき発送や返品時も困りません。

返品が必要なとき、自宅宛てに商品を送ってもらった方が対応をスムーズに行うことができるかもしれません。しかし、バーチャルオフィスを利用して返品対応することも可能です。バーチャルオフィスは基本住所貸しのサービスがメインですが、バーチャルオフィスには郵便物の受け取り対応や転送サービスがあります。バーチャルオフィスに届いた荷物（返品されてきたもの）を指定住所まで送ってくれます。商品の欠陥などによって返品された場合、ショップへ低評価がつかないように適切に対応する必要がありますが、郵便物の転送サービスがあれば安心です。サービス内容によっては有料オプションとなっている場合もあります確認して利用しましょうね。