バーチャルオフィスの魅力はコスト面が低くすむことですが、コスト面ばかりに気を取られてはいけません。基本料金に含まれるサービスの内容は、きちんと確認しておくべきです。 激安を謳っているバーチャルオフィスだと、法人登記は別料金が必要だったり、郵便物の配送のたびに配送料が必要だったりで、結果的に費用がかさむこともあります。

バーチャルオフィスには多くの郵便物が届きます。その中には、不要な郵便物も多く届きます。利用者の方の中には、不要な郵便物は破棄してほしいという要望もあります。破棄はシュレッダーで粉砕するだけなので、だいたいのオフィスで対応してくれるはずです。特に利用者の多いバーチャルオフィスは、管理する郵便物も多いためそういう要望も柔軟に受けてくれやすいです。不要な郵便物の破棄をしてもらえると、利用者側としても余分な配送料を削減できるメリットもあります。郵便物の保管期限は1ヶ月程度です。配送手続きをされず保管期限が過ぎた郵便物は破棄されますが、不必要な郵便物は早めに破棄依頼をしましょう。

バーチャルオフィスの郵便サービスはバーチャルオフィスの特性上、制限がいろいろあります。そのバーチャルオフィスの制限により支払い期限が過ぎてしまうなどのトラブルが起きる可能性もあります。トラブルを防ぐためには、事前にバーチャルオフィスごとの決まりを確認しておくべきです。特に配送スケジュールや予定外の配送が可能か、速達などの配送対応やその場合の配送料などは確認しておきましょう。

バーチャルオフィスには、郵便を代わりに受け取ってくれるサービスがあります。受け取ったサービスが、事前に指定された住所に転送してくれます。もちろんバーチャルオフィスの住所を発送元にしてお客様に商品を配送することもできます。バーチャルオフィスの住所を記載して配送した荷物が戻ってきてしまった場合は、利用者の方が元々指定した転送先の住所に転送します。その際の配送料と手数料は実費での配送になり、配送業者は指定の配送業者を利用してもらうことになります。ショップ名などは事前にバーチャルオフィス側に伝えておいてください。土日祝に荷物が届いた場合は、受け取り不可になっているところもありますので、その点は事前にすり合わせておくことをおすすめします。