バーチャルオフィスと銀行は犯罪収益移転防止法の規制業種!
バーチャルオフィスは犯罪に利用されやすく犯罪収益移転防止法の規制を受けます。 そのため、同じく犯罪収益移転防止法の制限を受ける銀行も、バーチャルオフィスを利用している会社との取引は慎重になります。 場合によっては口座が作れないこともあるので、そのときは担当者に理由を聞くと良いでしょう。
バーチャルオフィスは起業をするときのコストを大幅に抑えてくれますが、金融機関などから信用されづらいというデメリットもあります。 バーチャルオフィスも金融機関も犯罪に利用されやすい業種であり犯罪収益移転防止法の規制を受けます。特に銀行は犯罪収益移転防止法とは関係なく、意図せず犯罪に加担してしまったときのリスクが大きすぎるため、少しでも怪しい口座開設は絶対にしません。 もしもスムーズに銀行と取引をしたいなら、事務所を借りる、中古物件を購入するなどして実態のあるオフィスを持つのが早いです。 バーチャルオフィスを使う場合は、担当者からどのようなことを懸念しているのかを具体的に聞いて改善するのがいいでしょう。
非合法な組織にバーチャルオフィスを利用されないために!
バーチャルオフィスは犯罪収益移転防止法の規制により利用者の個人情報を管理しています。これはバーチャルオフィスが犯罪収益移転防止法の請求で個人情報を開示したときに、すぐに個人を特定できるようにするためです。 しかし、バーチャルオフィスの契約者が法人であることも多く、犯罪収益移転防止法の個人情報開示をしても、法人がそもそも架空のものだったということもあります。 このことから、バーチャルオフィスは犯罪収益移転防止法を根拠に契約をしないこともあります。
犯罪収益移転防止法の目的は犯罪収益を無くすことにあります。犯罪収益は非合法組織の資金となり、社会秩序を脅かすこともあります。 また、国際的にも犯罪組織の資金源を断つことが求められており、犯罪収益移転防止法は世界的にも必要な法律です。だからこそバーチャルオフィスでは厳しい身分証明が求められるのです。 バーチャルオフィスは性質上詐欺などの犯罪に利用されやすい業種といえます。バーチャルオフィスの他にも、金融機関や古物商などの幅広い業種が犯罪収益移転防止法の規制業種です。 確かに犯罪収益移転防止法のせいでバーチャルオフィスを契約するときに面倒な手続きや確認がありますが、それらは社会秩序を維持するために必要なことです。