バーチャルオフィスで古物商の申請をしたいという需要も近年増えてきています。しかし、バーチャルオフィスで古物商の許可を得るのは原則不可能です。 古物商の許可を得るためには原則「営業所」が必要ですが、バーチャルオフィスは営業所として認めてもらえません。 しかし、バーチャルオフィスを「本社」とすることは可能です。

中古品の売買を行いたい方には、初期費用を抑えるためにバーチャルオフィスで古物商の申請をしたいという方も多いです。しかし、バーチャルオフィスでは古物商の営業許可は降りません。 古物商の営業許可を得るには、実態のある営業所が必要になっています。しかし、バーチャルオフィスはあくまで「バーチャル」です。実態のあるオフィスとはいえません。 また、時間貸しのレンタルオフィスは一定期間の使用ができず、他の会社との区切りがパーティションなどであり、きちんと区切られていないシェアオフィスでも、古物商の営業許可を得るのは難しいです。 古物商の営業許可を得たい場合は貸事務所をある程度長い期間で借りると良いでしょう。

バーチャルオフィスを利用して古物商申請をすればコストを大きく削減できますが、バーチャルオフィスを使って古物商の申請はできません。 バーチャルオフィスは古物商の営業所としては認めてもらえないからです。 古物商申請をしたい場合はバーチャルオフィスを利用するのは諦め、貸事務所や中古物件などを使いましょう。

ビジネスを始める際にバーチャルオフィスを利用すれば費用を大幅に削減できます。しかし、中にはバーチャルオフィスに適さない業種もあります。 その中の一つが古物商です。古物商を始めるにはまず許可が必要ですが、バーチャルオフィスでは古物商の許可は降りません。 また古物商は事業の性質上、物品を多く扱うため、商品を置いておく場所が必要になります。しかしバーチャルオフィスは実際のスペースは存在しないためその点も古物商と相性が悪いです。 なお、同様にコワーキングスペースやシェアオフィスでも古物商許可は取れないので注意しましょう。 もしもコストを抑えて古物商を始めたい場合は、倉庫や貸事務所などを利用するのがおすすめです。